点字毎日さんの「作ろう!やさしい手料理キッチン」14〜新玉ねぎとサーモンの漬け丼〜

点字毎日さんの「作ろう!やさしい手料理キッチン」14〜新玉ねぎとサーモンの漬け丼〜

視覚障害者の方の新聞
「点字毎日新聞」に、
2023年4月から、
レシピを連載させていただいております。

2年目の今年は、
3つのテーマに沿ってレシピをご紹介します!

①調味料3つでできる本格レシピ
②20分でできる時短レシピ
③旬の野菜を使ったレシピ

この3つのテーマに沿って、
月に1回ランダムに紹介していきます♪

5月は、
調味料3つでできる本格レシピ、
新玉ねぎとサーモンの漬け丼」です!

新玉ねぎとサーモンの漬け丼
◇材料(1人分)
・刺身用サーモン 100グラム前後
・新玉ねぎ 6分の1程度(お好みで)
・卵黄 1個分
・あたたかいご飯 お茶わん1杯分
・かつお節 適宜

◇漬け丼のタレ
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ3

調味料は、
酒・みりん・しょうゆを
1:1:3です。

◇作り方
①具材の下準備をする。
刺身用サーモンは、1.5センチ角に切る。

新玉ねぎは、皮をむき根元とヘタを切り落とす。切り口をまな板に寝かせ、繊維に沿って薄切りし、水にさらす。

その後、ザルにあけ、水気をよく拭き取っておく。

②漬け丼のタレを作る。
小さいフライパンに調味料を全て入れ、強めの中火で加熱する。

フツフツと音がしてきたら、弱火に落とし3分加熱した後、火を止めそのまま冷ます。

③粗熱が取れたフライパンの中に、切ったサーモンを入れ、手でざっくり混ぜ合わせる。

ラップを大きめに切り、落しぶたとして具材の上に密着させ、そのまま冷蔵庫で30分ほど味をなじませる。

④あたたかいご飯を器によそい、かつお節を全体に振りかける。

水気を切った新玉ねぎ、サーモンの順に盛り付ける。タレもお好みで少しかける。真ん中を少しくぼませ、卵黄を乗せたら出来上がり。

じゃじゃーん!
美味しそうですよね。
めちゃんこ美味しいんです!
(自画自賛)笑

今回の漬け丼のタレは、
酒・しょうゆ・みりんです。
1:1:3で作ります。
加熱して余計なアルコール分を飛ばすことで、
旨味がギュッと濃縮されます。
漬け丼のタレを小さなフライパンで作り、
そのまま具材のサーモンを入れて、
フライパンごと冷蔵庫で冷やすだけ。
簡単なのに、
本格的なお寿司屋さんのような美味しさです。

もちろんサーモン以外にも、
マグロ、ぶり、ホタテ、いくらなど、
なんでも美味しいです。
新玉ねぎが美味しい時期には、
スライスしてお好きなだけたっぷり乗せてどうぞ♡
他にも、
大葉や水菜でも美味しいです。

玉ねぎは、
水にさらすことで、
苦味や余分な辛さを取ることができます。
3〜5月頃に出回る「新玉ねぎ」は、
水分が多く、甘みが強いのが特徴です。

さっと水にさらした新玉ねぎは
食感もシャキッとして、
トロリとしたサーモンとの食感との相性が抜群です。

柵のサーモンは、
斜めにスライスしても大丈夫です。

上手に切る自信がなければ、
切れているものでももちろんOKですし、
サイコロ状は切りやすいのでオススメです。

小さく切ることで、
味馴染みもよく、短時間でよく浸かります。

卵黄も絡めると、
クセになる美味しさです!

ぜひぜひ、
作ってみてくださいねー♡

点字毎日新聞さんの担当のTさんは、
ホタテ入りで作ってくださったそうです。
(ありがとうございます!)
いつも優しく背中を押してくださるTさんには、
本当にお世話になっており、
最近は落ち込んでいると励ましてもらうこともあります。
(そんなことまでさせて申し訳ない。泣)

キレイな言葉で的確に励ましてくださり、
文字を仕事とされている方なんだなぁと
改めて尊敬してしまいます。
いただくメールは、
スクショして時々読み返すほど、
Tさんの選ぶ文字のファンです。笑
(お仕事、頑張ってくださいね)

また6月もお楽しみにー♡