点字毎日さんの「作ろう!やさしい手料理キッチン」17〜レタスとじゃこの基本の黄金チャーハン

点字毎日さんの「作ろう!やさしい手料理キッチン」17〜レタスとじゃこの基本の黄金チャーハン

視覚障害者の方のための点字の新聞が、
点字毎日新聞」です。
活字版もあります。

2023年4月から、
レシピを連載させていただいております。

連載2年目の今年は、
3つのテーマに沿って
レシピを紹介しています♪

1.調味料3つでできる本格レシピ
2.20分でできる時短レシピ
3.旬の野菜を使ったレシピ

この3つのテーマがランダムに登場し、
月1回、
点字毎日新聞の紙面にて紹介しています!

有料で電子版もあります。

なかなか見れない方へ、
レシピのみこちらで紹介していますよ♪

今月8月は、
20分でできる時短レシピ、
レタスとじゃこの基本の黄金チャーハン」です!

世の中、
色んなチャーハンレシピがありますが、
今回ご紹介するのは、
めちゃんこ簡単で、
めちゃんこ美味しい、
この夏に絶対に作って欲しいレシピです。

ちなみにこちらは、
我らの
しほ先生考案レシピです。
(間違いなし!)

レタスとじゃこの基本の黄金チャーハン
◇材料(1人分)

・たまご 1個
・サラダ油 小さじ1
・塩 1つまみ
・温かいご飯 約200グラム
・鶏ガラスープの素 小さじ2
・しょうゆ 小さじ2
・黒こしょう 少々
・ちりめんじゃこ 大さじ1
・レタス 1から2枚

◇作り方

1.下準備をする。
レタスはよく洗い水気を拭き取り、食べやすい大きさに手でちぎる。

チャーハンは耐熱容器(今回はシリコン製の容器を使用)で作るため、深みのあるものを準備しておく。

2.耐熱容器に調味料を入れ、たまご1個を割りほぐしておく。

ごま油、サラダ油、塩を入れてよく混ぜておく。

3.たまごと調味料を入れた耐熱容器にあたたかいご飯を入れる。ご飯の上に、鶏ガラスープの素、しょうゆ、黒こしょうを入れる。

ご飯は混ぜずに、そのまま耐熱容器のフタをして(なければふんわりとラップをかけ)、電子レンジ600ワット2分加熱する。

4.熱いので注意してレンジから取り出す。しゃもじを使い、容器の底のたまごと、上に乗っているご飯をよく混ぜ合わせる。

上下に混ぜるようにすると良い。レタスとちりめんじゃこを加えてやさしく混ぜる。

5.器に盛り付けて出来上がり。お好みで黒こしょうをかける。

ポイントは、
作る工程でたまごを割りほぐし、
香りのあるごま油とサラダ油を加えること。

たまごに直接油を足すことで、
たまごが加熱により固くなるのを防ぎ、
ふんわりと仕上げるコツです。

ご飯はあたたかいものを使うと、
ムラなく火が入り、
ダマになりにくくなります。

余った冷やご飯などを使う場合は、
一度加熱してから使いましょう。
パックご飯も作れます。
ちょうどパック1個で作れる分量なので、
備蓄用のパックご飯などが余っていたら、
ぜひ作ってみてください。

レタスの代わりに、
水菜や大葉でも良いです。
ちりめんじゃこではなく、
しっとりしたシラスでも美味しく作れます。
フライパンで空炒りをしてから使うと、
シラスの余分な水分が抜け、
香りも立ち、美味しくなります。

暑い夏は、
長い時間キッチンに立っているのは
ほぼ修行のような気持ちになりますよね。。

そんな時でも、
美味しいものを食べたい、
そんな時にオススメです!

火を使わず、電子レンジを使って、
中華の定番チャーハンをチャッチャと作りましょう。

今回は、
こんなシリコン容器を使いました。

少し前に手軽に使えるということもあり、
人気のあった料理道具です。
電子レンジ料理には欠かせない便利な道具です。

割れることもなく安心な道具ですし、
加熱後はそのまま器として使えます。
ただ、においが残りやすいことがあるため、
使い終わったら、
よーく洗いましょう。

シリコン容器がなければ、
耐熱の器を使って作ることもできるので、
ぜひぜひこの夏作ってみてくださいね。

レタスは食物繊維だけでなく、
ビタミンCやビタミンAなどの
抗酸化作用のあるビタミン群も含まれます。
暑さで疲れた体の強い味方です。

一方、
ちりめんじゃこには、
骨を丈夫にするカルシウムやビタミンD群が含まれます。

厳しい残暑は、
このチャーハンで、
手軽に美味しく、
バランスよく栄養チャージをして、
もう少し、頑張っていきましょう!

また次回の更新もお楽しみにー♡