季節の野菜で学べる美味しい12のレシピ⑨〜さつまいも〜
- 2021.09.12
- 季節の野菜で学べるおいしいレシピ
すっかり秋です。
皆さんの好きな季節っていつですか?
もう少し細かい質問ですが、
好きな月って何月ですか?
(耳をすます。ふむふむ、なるほど)
以前テレビで見た情報なのですが、
女性は、自分の誕生日月が一番好きだという傾向にある。
といってました。
何の番組か、どのくらい前なのかも定かではないのですが、
妙に納得してしまったのを覚えています。
自分がドンピシャで秋の9月が好きだから、
他の人はどうなんだろうと、
自分なりに、友人などへリサーチをして、
その真実について真実か否か、調査をしていたことがあります。
今でも調査は継続中で、
仲良くなるとつい、
好きな季節と誕生日を聞いてしまう癖があります。
調査結果としては、
今のところ、正直半々ですかねぇ。
結局人それぞれ、です。
ズコーーーッ(笑)
こんなに役に立たない調査報告なんて聞いたことないですよね。
期待させてしまって申し訳ないです。
斬新かつ勇気ある調査報告ってことで、
このことは多めに見てください。
さてさて今月のお野菜は「さつまいも」です。
せめてここからは、
お役立ち情報を倍返しでお届けできればと思います。(笑)
「いも・くり・かぼちゃ」
で括られる秋の味覚の代表格でもある美味しいお芋「さつまいも」。
なんといっても食物繊維が豊富です。
また、ビタミン類も豊富に含まれるため、
美容効果があります。
わかりやすい効果を並べてみると、
便秘の予防・改善。
美肌効果。
サビない体を作る抗酸化作用による若返り効果。
女性には嬉しい食べるサプリメントのようです。
大腸がんや動脈硬化、糖尿病予防にも役立つ優秀っぷりです。
また注目すべきはビタミンC。
美肌効果や風邪予防に効果があることで有名ですね。
加熱することで分解されやすいビタミンCですが、
さつまいもは、
でんぷん質に守られているので、
加熱による損失が実に少ないのです。
煮ても焼いても、
約7割は残るというからすごいのです。
秋の夜長、
秋になって過ごしやすくなり、
つい夜更かしをしがちな季節です。
目の疲れが出やすい季節でもあるので、
抗酸化作用のある食材をとっていきましょう。
さつまいもの皮の紫色は、
ブルーベリーやあずきにも含まれるアントシアニン。
目にも良いとされるポリフェノールの一種です。
皮ごと食べるのが、
さつまいもの栄養を丸ごと食べられる秘訣になります。
全体にぷっくり太く、
重みがあって傷のないものが美味しい印。
冷蔵庫に入れると低温障害をおこし、
痛みやすくなりますので、
新聞紙などに包んで室温保管がおすすめです。
どっしり安定感のあるさつまいも先輩。
日本へやってきたのは、1600年ごろ。
中国から、今の沖縄県、鹿児島県へとやって来ました。
鹿児島、つまりは薩摩のおいもだから、
さつまいもと呼ばれるようになったんでごわす。
「いも・くり・かぼちゃ」
のキャッキャとしたスイーツ女子っぽいイメージも強くありますが、
個人的には、
胸板の厚いあの有名な薩摩藩士に見えて仕方ないのでごわす。
そんなさつまいも先輩渾身のメニューがこちらです。
「安全に作れる大学いも」
薩摩藩士の愛を感じますね〜。
視覚障害者の方のお料理教室の対面授業は、
今年はお休み中。
季節のお野菜で作れる美味しいレシピをご紹介しています。
では、早速作っていくぜよ。
◇材料(4人分)
・さつまいも 大1本(360グラム前後)
・砂糖 大さじ2
・はちみつ 大さじ2
・黒いりごま 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酢 小さじ2分の1
◇作り方
①さつまいもは5センチの長さにカットしてから、スティック状になるように放射状に4〜6等分にカットする。
それを、水を入れたボウルに入れ2〜3回水を替えてから、アク抜きのため10分ほど水でさらす。
②さつまいもの水気をよく切り、耐熱皿に並べ電子レンジ500ワットで5〜6分加熱する。取り出す際は、お皿が暑くなっているので気をつけて取り出す。
③さつまいもを加熱しながら、大学いもの調味料を作っておく。
大きめのフライパンに、砂糖・はちみつ 大さじ2、黒いりごま・しょうゆ・みりん 大さじ1、酢 小さじ2分の1を入れ、時々混ぜながら中火で5分ほど加熱する。
④フライパンの中がフツフツと沸騰してきたら、さつまいもを加え、時々絡めるように混ぜながら中火で3分ほど加熱する。
⑤お皿に取り出して冷ましておく。
クッキングシートがあれば、その上で冷ますと便利。
⑥こんもりと盛り付けて出来上がり。
本来は、
さつまいもを油で揚げたり、
調味料と絡める前に、おいもにこんがり焼き色をつけたりすることで、
よりカリッとした口当たりで美味しいのですが、
安全第一でごわす。
作ってみたら、油がはねて怖かった。
だから、もう作らない。
そうなってしまうのが、一番悲しいです。
安全に作れて、それなりに十分美味しかった。
だから、また作ってみよう。
これがサイコー♪ハッピー♪
無理せず、出来ることから少しずつ、
自信をつけていけばいいんです。
食欲の秋、
得意な手料理を、ひとつ作ってみませんか。
秋の思い出をキッチンで作ってみてくださいね。
最後に、
勝手にイメージしていた、
さつまいも先輩、西郷隆盛の誕生日について調べてみました。
(秋だし、今は9月だし、ビシッと決まるよね。)
1月23日だそうです。
ズコーーーーーーー(笑)
【参考文献】
「からだに効く!野菜の新図鑑」宝島社
「眼科医がすすめる目の不調を感じたら毎日食べたい料理」株式会社KADOKAWA
「基本のお料理ブック」オレンジページ
農林水産省 公式HP
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