季節の野菜で学べる美味しい12のレシピ⑥〜ズッキーニ〜

季節の野菜で学べる美味しい12のレシピ⑥〜ズッキーニ〜

おしゃれ野菜、
というと何が浮かびますか?
ある程度認知されている野菜の中では、
ズッキーニはおしゃれ野菜だと思うのです(多分ね)♪

ずいぶん前の映画「テルマエロマエ」で、
ちょんまげがわりに頭にズッキーニを乗せていたシーンが衝撃的で、
お腹を抱えて転げ回って笑った思い出深い、
そんなおしゃれ野菜です。笑

見た目はキュウリのような緑色。
20センチ程の長いお野菜で、表面はつるんとしています。
角ばった小さいヘタがまるでおしゃれな帽子みたい。
ヘタの反対側に黄色いお花がついたままの品種「花ズッキーニ」は、
おしゃれ以外何者でもないです。
日本のスーパーではあまり見かけませんが、
イタリアンやフレンチの食材としては一般的なんですよ。

名前の由来はイタリア語で「カボチャ」を意味するzucca(ズッカ)に、
「小さい」を意味する言葉をくっつけた意味だそうです。
つまり「小さなカボチャ」。
そうです、ズッキーニはキュウリでなく、
カボチャの仲間なんです。

ただし、食感はどちらかというとナスに似ています。
加熱すると旨みをしっかり吸ってくれるスポンジ状の素材なので、
煮込み料理には欠かせません。
油との相性も良いので、
焼いても揚げてもとっても美味しいです。

カボチャの仲間ということは、もちろん栄養も豊富です。
未熟なうちに収穫するので水分量が多いのが特徴です。
包丁で切ると、なんだか切り口がみずみずしいのも納得ですね。
抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテンの含有量は、
お野菜の中でもトップクラスに入ります。
高血圧予防で、むくみを取ってくれるカリウムも豊富。
ダイエット効果もあります。
旬は6月から8月、この緑色は間違いなく夏野菜です。

視覚障害者の方のお料理教室の対面授業は、今年はお休み中。
季節のお野菜のレシピをご紹介していますが、
もちろん今月はズッキーニを使った
「ズッキーニのふんわり卵スープ」をご紹介します。

◇材料(4人分)
ズッキーニ 1本
ベーコン 2枚
溶き卵 1個分

水 900cc
顆粒コンソメ 大さじ2

塩 少々
粗挽きブラックペッパー 少々

◇下準備
・ズッキーニは、両端を切り落とし、厚さ5ミリの半月切りにする
・ベーコンは、1センチ幅に切る

◇作り方
①鍋にベーコンを重ならないように並べ、弱火で5分程度じっくり炒める

②ベーコンから旨味の油が出ているので、
ズッキーニを加え旨みを吸わせながら3分炒める

③水とコンソメを加え、フツフツしてきたらスープに溶き卵を少しずつ回し入れる。一呼吸置いてから優しく混ぜ合わせる

④器に盛り付け、お好みでブラックペッパーを振って出来上がり

タマゴは、ビタミンC以外の栄養素をバランスよく持った食材です。
ズッキーニのようにビタミンC豊富な食材と合わせたら、
もうそれだけで栄養満点のレシピの完成なのです。
とっても簡単で美味しく、
飽きのこない優しいスープの作り方を知っておくと、
これから先の人生、得をしちゃうこと間違いなしです。

実際に作らなくても、知ってるだけでだいぶラッキー。
実際に作ってみると、それはそれは横綱級のラッキーです!
頭にズッキーニを乗せた力士もびっくり腰を抜かすはずです(多分ね。)♪

もうすぐジメジメの梅雨がやってきますが、
心はカラッと楽しい日々でありますように。
雨降りでも出来ること、
それは、料理かもしれません。
手作りの楽しみを少しでも体感してみてくださいね。

【参考文献】
「からだに効く!野菜の新図鑑」宝島社
「基本のお料理ブック」オレンジページ

農林水産省 公式HP