点字毎日さんの「作ろう!やさしい手料理キッチン」16〜夏トマトの本格エビチリ

点字毎日さんの「作ろう!やさしい手料理キッチン」16〜夏トマトの本格エビチリ

視覚障害者の方のための点字の新聞が、
「点字毎日新聞」です。
(活字版もあります)

2023年4月から、
レシピを連載させていただいております。

2年目の今年は、
3つのテーマに沿って、
レシピをご紹介させていただいております。

1.調味料3つでできる本格レシピ
2.20分でできる時短レシピ
3.旬の野菜を使ったレシピ

この気になるテーマに沿って、
月に1回、ランダムに紹介させていただいています♪

今月7月は、
旬の野菜を使ったレシピ!
夏トマトの本格エビチリ」でーす♪

夏を代表する野菜のひとつ、
ザ・トマト!
真っ赤に熟したトマトは栄養たっぷりです。

赤い色素はリコピンという抗酸化物質のひとつで、
がんや動脈硬化を防ぐ効果が注目されています。
生で食べることが多いですが、
今回のトマトは油と共にさっと炒めます。
加熱調理をすることで、
リコピンやβカロテンの吸収率が高まり、
体によく、
また旨み成分が引き出され
とっても美味しくなります!

では早速作っていきましょう!

夏トマトの本格エビチリ
◇材料(2人分)
・むきエビ(背わた処理済みのもの) 200グラム
・塩 少々
・片栗粉 小さじ1程度
・トマト(中サイズ) 1個
・玉ねぎ 2分の1個
・刻みしょうが(瓶詰め) 小さじ1
・刻みにんにく(瓶詰め) 小さじ1
・豆板醤 小さじ1
・サラダ油 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1

◇作り方
1.下準備をする。
トマトはヘタを除き一口大に切り、玉ねぎはみじん切りにする。
むきエビは、小さいボウルに入れ、塩少々と片栗粉小さじ1を入れ軽く混ぜ、水でよく洗い流し、水気を拭き取っておく。

2.チリソースを作る。
大きめの耐熱ボウルに、玉ねぎ・刻みしょうが・刻みにんにく・豆板醤・サラダ油を入れ、ラップをして電子レンジで600ワットで3分加熱する。

一度取り出し、トマトケチャップ・砂糖・しょうゆを加え、さらに2分加熱する。ボウルが熱くなっているので、取り出す際は注意する。

3.エビをフライパンで焼く。
下処理をしたエビ・片栗粉小さじ2をビニール袋に入れてよく振り、片栗粉をエビにまぶす。

大きめのフライパンにサラダ油を入れ、強火であたためる。中火に落とし、エビを入れ片面1から2分ずつ焼く。

4.仕上げる。
フライパンにトマトを加えて中火で2分ほど炒める。

チリソースのボウルに、炒めたエビとトマトを加え、上下に大きく混ぜ、器に盛り付けたら出来上がり。

完成〜♪

今回は、耐熱のボウルの中でチリソースを作りました。
そこに炒めたエビとトマトを加えて混ぜ合わせて仕上げました。
もちろんフライパンで加熱して作ることもできますが、
電子レンジを使うことで、
安全に失敗なく作れます。

エビはフライパンで加熱することで香ばしく美味しくなります。

エビの下処理には、
塩と片栗粉を使うことがポイントです。
エビって洗わないと臭いが残って、
おいしさが半減します。

エビ専用の洗剤が、塩と片栗粉なんですね。
覚えておきましょう♪
臭み消しにもなるし、
片栗粉の効果でぷりぷりした食感も
より美味しくなります。

エビの代わりには、
イカや鶏ささみでも美味しく作れます。
市販のお惣菜の唐揚げとも相性が良いです。

辛いものが苦手な方は、
豆板醤の量を減らしたり、
スクランブルエッグを加えると
ボリュームのあるやさしい味になります。

また、
今回はお手軽に瓶詰めのしょうがとにんにくを使いましたが、
もちろん生のしょうがやにんにくだと、サイコウ!
なければチューブタイプでも代用できます。

今回は、豆板醤という中華の調味料を使いました。
四川料理といえば豆板醤!
というくらい言わずと知れた辛味の調味料です。
原料はそら豆なんですよ、知ってましたか?
スーパーでも手軽に購入できますので、
より本格的な美味しいものを作るため、
ぜひ買ってくださいね。
(豆板醤を広めよう会入会者募集中)笑

今回は、
しほ先生が担当してくれました。
夏の暑い時期に汗かく辛さで、
より夏を楽しんでくださいね。

わたしはえびチリを白ごはんの上に乗っけて、
えびチリ丼にして食べるのが好きです。

冷めても美味しいので、
お弁当にもオススメです。

ぜひ、本格中華を得意料理にしちゃってくださいね。

では、また次回の更新をお楽しみに♪
毎日暑いですから、
体調にはお気を付けてくださいね。

グッバイ♪